一般社団法人ドライブレコーダー協議会

活動方針

2019年度活動方針


 近年、あおり運転等のルールやマナー違反に対する社会的な関心が高まるとともに、高齢運転者の見守りなどの点から、特にマイカー向け(コンシューマー向け)ドライブレコーダーの普及が急速に進んでいる。従来から普及が進んできたタクシー、トラック、バス等の業務用ドライブレコーダーのみならず、マイカー向けドライブレコーダーについても、運転状況を映像として残すことの重要性が社会的に認識されてきたといえる。


 ドライブレコーダーの映像は、公正な事故処理等を効率的に進めるとともに、安全運転を促すことにより事故を予防することに役立っている。また、個別の事故の予防や処理の効率化に資するだけでなく、その映像情報やビッグデータは、社会全体としての交通事故の予防や交通安全の向上に寄与するともに、さらに今後期待される自動運転社会における新たな技術開発の基礎データや自動運転車事故のメカニズムの解明など、新たな役割も期待される。


 こういった社会的な背景を受け、2019年度の当協議会の活動においては、当協議会が推奨するドライブレコーダーについてのガイドライン等を定めるとともに、市販ドライブレコーダーの製品テストの実施により、ドライブレコーダーの基本的な性能、信頼性の向上等を促す施策を推進する。


 また、自動車損害保険会社を中心に、通信機能を備えたドライブレコーダーの普及が進んでいることから、ドライブレコーダーによる各種情報提供や事故自動通報など、テレマティクスやIoTサービスとしての活用についても検討を進める。さらに、社会全体で大量に記録される映像情報のビッグデータの交通安全への活用についても、技術面やプライバシーなどの側面からの研究調査を行い、ドライブレコーダーのさらなる有効活用が図られるよう目指していくこととする。